補足文投稿
実行委員の田中です。
抽選の公平性に関する先日の報告に補足する形で、この文を投稿します。
「数年前に一度は終了になるかどうかまで追い込まれた」とありますが、
当時の状況をご存知でない方にこの文をお読み頂き、良く考えて頂きたいためです。
佐鳴湖国際駅伝はロケーションや「ゆるい雰囲気」が好評で、拡大してきました。
しかし参加者が増えるに伴い、安全、中継エリアの混雑、警察絡みの路上駐車問題、
バーベキュー、公園利用者からの苦情など、多くの問題を抱えるに至りました。
2008年、先代実行委員会がこれらの問題解決と任期の終了を希望したことを期に、
「佐鳴湖駅伝の今後を考える」と題して、終了も視野に入れた会議が行われました。
ガーデンパークへの移設も選択肢でしたが、佐鳴湖での継続開催が会議の総意でした。
しかしながら次期実行委員の希望者がなかなか現れず、
会議の雰囲気は大会終了もやむを得ないという窮地に。
そこで現実行委員長の小楠が継続の為にある意味犠牲となり立候補し、現在に至ります。
(もちろん現在は全実行委員が自発的に活動しております)
実行委員が減少したのに対し、問題・要望は増える傾向にあり、やりたいことも増えました。
特に当日の運営には人員的な限界があるため、補助員(ボラ)の協力を促してきました。
ここで我々がこだわったのは「強制ではないこと」です。
「参加はするけれど運営は他人任せ」ではこのイベントは成り立たないことを
皆さんに自覚して頂きたい為です。
そんな背景により、今回の抽選方法を確立しました。
完璧な公平などこの世に存在しませんが、充分ご納得頂ける内容と我々は考えます。
今後も新たな問題が生まれ、新ルール、改良抽選方法が必要になることも想像できますが、
その都度、ゆるい雰囲気とのバランスを考慮しつつ最善策を考え、
このイベントが成功する様に努力して参ります。
【経緯】
・2008年は162チーム(先代実行委員が運営)
・2009年は149チーム(初めて運営し、非常に多くの問題を実感)
・2010年は150チーム(新規チームの受入制限により150に調整→不公平とのご意見)
・2011年は150チーム(今回の抽選方法により150に調整)
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